土佐中村藩

土佐中村藩(とさなかむらはん)は、土佐藩 22支藩である。江戸時代初期から中期にかけて3代33年間存在した。

概略

明暦2年(1656年)土佐藩2代藩主・山内忠義の二男・山内忠直が幡多郡中村(四万十市)付近の3万石を与えられ立藩した。元禄2年(1689年)3代・山内豊明若年寄に累進したが病気を理由に辞職した。その際に時の将軍・綱吉の怒りを買い蟄居となり、3000石に減知されたが、豊明はこれを拒んだため廃藩となった。

ただし、中村藩は土佐藩の初代藩主・一豊の弟・山内康豊とその息子・山内政豊の2代が慶長6年(1601年)から寛永6年(1629年)の間、2万石で治めていた時期があり、この時期も中村藩主時代と見られることもある。

歴代中村藩主

  • 山内家

第1期

2万石 (1601年 - 1629年)

  1. 康豊
  2. 政豊

第2期

3万石 (1656年 - 1689年)

  1. 忠直
  2. 豊定
  3. 豊明

なお、第2期中村藩の江戸藩邸は麻布市兵衛町にあった。

大政奉還から廃藩置県までの間に存在した
慶応3年(1867年)旧暦10月 - 明治4年(1871年)旧暦7月
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関連項目
藩庁の置かれた地域を基準に分類しているが、他の地方に移転している藩もある。順番は『三百藩戊辰戦争事典』による。
明治期の変更: ★=新設、●=廃止、○=移転・改称、▲=任知藩事前に本藩に併合。()内は移転・改称・併合後の藩名。()のないものは県に編入。